赤色の小さい蜘蛛を知っていますか?

時期になると多くの人から問い合わせのある赤い蜘蛛・・・・その正体は実はタカラダニ。

他にも赤い蜘蛛と間違える生き物や、本当の赤い蜘蛛について詳しくお話ししていきます。

スポンサーリンク

日本の蜘蛛

日本に生息しているクモは57科1200種類ほどで、家の中から回り、公園、道端、野原や山林などのあらゆる場所に生息七えます。

蜘蛛と言えば、網がつきものですが、実は蜘蛛の半分の種類が網を張らずに獲物を狩る性質があります。

 

度の蜘蛛も大あごに毒腺があり、獲物を見つけると噛みついて毒を注入し、そのご動きを封じてから捕食します。

赤色をした小さな蜘蛛というと、セアカコゲグモかヒメグモ、カマキコバチグモなどが挙げられるでしょうか。

セアカコケグモは全身が黒色ですが、背中の部分にわずかに赤色が光ります。

鮮やかな赤色なので、眼に飛び込んでくる赤色の印象が強く、赤い蜘蛛と表現されます。

ヒメグモとカマキコバチグモはどちらかというとオレンジ色をしています。

セアカコケグモ

セアカコケグモはヒメグモ科に分類される有毒の小型蜘蛛の一種です。

1995年に大阪府で発見されて以降、いくつかの地域でも見つかった外来種です。

毒を持っているので、メスに噛まれると激しい痛みを感じますし、時には重症化すること考えられます。

カマキコバチグモ

カバキコマチグモはフクログモ科コマチグモ属に分類される蜘蛛で、カバキは体色が黄色いことから付けられたと言われています。

オス・メスとも体長が10~15㎜程度で、オスの方が小ぶりですが、極端な差はありません。

 

日本全土、朝鮮半島、中国に広く分布していて、在来種の中では最も毒が強く、国内の蜘蛛刺咬症例の大半を占める毒グモです。

スポンサーリンク

ススキなどの大型のイネ科の植物の葉を巻いて巣にするのが特徴で、巣を張らずに夜間草むらを徘徊して昆虫などを捕食します。

ヒメグモ

ヒメグモは赤というよりはオレンジ色や黄色に近い色合いをしています。

メスは体長が4~5㎜程度で頭部が黄色く、頭部の幅が狭いのが特徴です。

灌木の枝先などに不規則網を張ります。

アブラムシ

アブラムシの仲間でセイタカアワダチソウの茎や葉裏に見られる赤いアブラムシはセイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシと言います。

体長は4㎜ほどですが、若干メスの方が大きめです。

 

1991年に日本への帰化が確認された北アメリカ原産の昆虫です。

本州に多く生息し、3月下旬から12月にかけて出現します。

タカラダニ

タカラダニはダニとしては比較的大型のダニで、体長は1mmほど。

肉眼でもしっかりと認識できる大きさで、4~6月頃にかけて大量に発生します。

 

人にかみついたり、悪さをしたりすることはないのですが、都会の真ん中でも大量発生するので、気持ち悪がられています。

タカラダニの生態は実のところは、まだよくわかっていません。

 

ただ、同じダニでも、山に生息するヤマダニとは全く違うということは確か。

なんせ都市のコンクリートに大量発生するのですから・・・・。

 

生息場所は北海道から沖縄までのコンクリートの表面や土の上。

コンクリートや土の上って・・・・つまりどこにでもいるということ。

 

雑食で花粉や小さな昆虫を餌として暮らしている彼らが何でコンクリートで覆われた都会のど真ん中に発生するのでしょう。

実は都会のコンクリートにはうっすらと苔が生えていている部分も多く、そこが彼らにとってちょうど住み心地の良い場所になってというのです。

 

3月に幼虫が目撃され、成虫の苦情が殺到するのが4月の下旬~6月頃。7月頃になるとタカラダニの姿は見えなくなります。

苦情が殺到する時期は、ちょうど産卵の時期。タカラダニは単為生殖で増えるので、うじゃうじゃといるのは全部メス。

コンクリートの一角が大量のメスが集って産卵する、いわば産院と化しているというわけです。

(ライター ナオ)

スポンサーリンク