長寿のイメージがある亀は、日本でも縁起物として親しまれています。

亀は万年とは言われていますが、どのくらい生きるものなのでしょうか。

世界最大と言われるガラパゴスゾウガメの寿命や生態などについて調べてみました。

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ガラパゴスゾウガメとは?

ガラパゴスゾウガメは、リクガメ科リクガメ属の中で世界最大類です。

中には、体長150cm、体重は250kgを超えるものもいます。

1日のうち16時間も睡眠し、そのほかの時間は食事か甲羅干しをしてのんびりと過ごしています。

生息地は、独自の進化を遂げた固有種が多いことで知られる南米の太平洋にあるガラパゴス諸島です。

ガラパゴスゾウガメもそんな固有種の一つです。生息している島によって、ドーム型や鞍型など甲羅の形が微妙に異なり、別亜種として扱われます。

 

種類ごとに大きさにばらつきがあり、100kg以下のものもいます。

生息している島によって形や大きさが変わるなんて面白いですね。

 

のんびりしているように見えても歩くスピードはカメの中で最速で時速3.3kmを誇っています。

普通のリクガメの時速500mほどなので、比べるとすごい速さです。

ちなみにヒトの歩く速さは時速4㎞なので、大人ののんびり歩きと同じくらいですね。

ガラパゴスゾウガメは何を食べてるの?

植物食なので、草やサボテンを主食としていますが果実を食べることもあります。

ほとんどの水分を露や樹液から摂取しているので、水を飲まなくても大丈夫です。

代謝がとてもゆっくりなので、体にたくさんの水分を蓄えられられるのです。

そのため、飲まず食わずでも1年ほどなら生き延びられる驚異の体質の持ち主です。

ガラパゴスゾウガメの寿命

リクガメの仲間は長生きで知られていますが、ガラパゴスゾウガメは脊椎動物の中で最も長生きで、平均寿命は100年以上といわれています。

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中には150年以上生きた記録も残っています。

オーストラリア動物園にいた「Harriet(ハリエット)」はなんと推定176歳だったとも言われています。

美味しくて絶滅の危機にあってしまった!?

100年以上の寿命を持つガラパゴスゾウガメですが、人間の食料としてつかまったり、人間が島に連れてきた生き物におそわれたりして、一時は絶滅の危機にありました。

16世紀にヨーロッパ人によって島々が発見されてから、ガラパゴスゾウガメの数は減少し始めたのです。

 

ガラパゴスゾウガメの肉はおいしく、のんびりした動きで捕まえやすいので、船で長旅をする人々や島に移り住んだ人たちの格好の食料になってしまいました。

もともとガラパゴス諸島には、ガラパゴスゾウガメの天敵はいませんでしたが、人間が島に連れてきたブタやイヌたちに卵や子ガメが食べられ、エサとなる草はヤギやウシに食べられてしまいました。

保護活動で数が回復しつつある

1970年以降はエクアドル政府が厳重に保護していますので、捕獲はもちろん、島外の生き物を持ちこむことも禁止されています。

また、飼育によって誕生した子ガメを野生にもどす取り組みも行われています。

こうした努力の甲斐あって、一時は絶滅が心配されたガラパゴスゾウガメですが、少しずつ数が増え、現在は約1万5000頭になりました。

日本でもガラパゴスゾウガメに会える

日本にもガラパゴスゾウガメが見られる動物園があります。

東京都の恩賜上の動物園では「タロウ」と「カメ吉」という2匹のカメに会うことができます。

タロウはたくさんの動物がいる上野動物園の中でも、最長老の動物として親しまれています。

 

それともう一つ、静岡県のiZooには「ラック」というガラパゴスゾウガメがいます。

興味がある方はぜひ遊びに行ってみてください。

 

こちらは体験型動物園ということで、ラックと触れ合うという希少な体験もできます。

ガラパゴスゾウガメに会いたいと思った方はぜひ遊びに行ってみてくださいね。

まとめ

ガラパゴスゾウガメの平均寿命が100年以上なんてびっくりですね。

彼らののんびりゆったりした姿は癒し効果抜群で、こちらも穏やかな気持ちになれそうです。

もしかしたら、長生きのご利益もあるかもしれないので、疲れたときは会いに行ってみるのもいいかもしれませんね。

ライター:さくら

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