「無敵」「怖いもの知らず」の名を欲しいままにしている「ラーテル」。

NHKの子供番組でラーテルをモチーフにしたキャラが登場していたので、近頃は少し知名度がアップしているのではないかと思います。

 

もしかしたら、「ペットとして飼ってみたい!」と思っている人がいるかもしれません。

スポンサーリンク

そこで今回は、ラーテルの生態や「ペットとして飼育できるのか?」という疑問について、まとめていきたいと思います。

ラーテルの生態

ラーテルはアフリカを中心に生息する、イタチ科の動物です。

尻尾を含めた全長は80~110㎝、体重は7~14kg。

イタチ科の動物なのでこのくらいの大きさなのは納得ですが、大型の動物に比べるとかなり小さいですよね。

それがなぜ「無敵」なのでしょうか。

 

ラーテルが無敵だと言われる理由は4つ。

まず、「防御力が高い」ということ。

 

ラーテルは後頭部から背中にかけての皮膚がかなり分厚くなっており、ライオンの牙すら致命傷にはなりません。

そして次に、「臭いにおいを出す」こと。

 

身の危険を感じると、臭腺からものすごく臭いにおいを噴射し、相手をひるませます。

そのにおいは洗っても洗っても何日もとれないレベルなんだとか…。

3つ目の理由は「毒に対する耐性が強い」と言うことです。

 

猛毒を持つと言われるコブラ科のヘビの神経毒に強い耐性を持っており、例え噛まれたとしてもちょっと動けなくなるだけで、数時間後には回復するというタフさ。

毒なんて怖くないので、毒蛇も逆に襲って食べてしまいます。

最後の理由は、「攻撃的で怖いもの知らずな性格」。

 

自分より小さい生き物はもちろん、スイギュウ、ライオン、人間など自分よりも大きく強い生き物にも平気で襲い掛かります。

スポンサーリンク

無敵とは言え時にはライオンなどに捕食されることもあるのに、なんて無謀なんだ…。

 

このような特徴から、ラーテルは完全な肉食獣だと思われがちですが、意外にも食性は雑食。

もちろん肉も食べますが、果実やハチミツなども大好物なのです。

 

ミツオシエ科の小鳥と協力して、ハチミツをとることもあるんだとか。

(鳥が蜂の巣のある場所を教え、ラーテルが巣を壊す。)

ペットとして飼育できるのか

さて、ここからは本題の「ラーテルはペットとして飼育できるのか」と言うことについて見ていきましょう。

結論から言えば、ラーテルを飼育することは「不可能ではない」です。

 

ただし、ペットとして飼育するためには様々な障壁を乗り越えなければなりません。

まずは入手について。

 

一般のペットショップではまず売られていませんが、ネット販売をしているお店はあるようです。

しかし、その価格はなんと140万円。

 

おいそれと手を出せる金額ではありませんし、飼育環境を整えるためにはさらにたくさんの費用がかかるでしょう。

そして生態を見て分かるように、ラーテルの飼育は一筋縄ではいきません。

 

かなり攻撃性の高い動物なので、きちんとした檻や脱走防止の対策が必要不可欠です。

人に馴れることもほぼないので、触れ合いなどのコミュニケーションはできないと思っていた方がいいでしょう。

下手に近づこうとして警戒されれば、臭いにおいを噴射されたり攻撃されたりして、大変なことになります。

 

これらを踏まえると、一般家庭での飼育はよほど環境が整っていない限りは不可能だということがわかりますね。

現に国内の動物園でも、飼育しているところはごくわずか。

 

ペットとして飼育するにはとても不向きな動物と言えるでしょう。

ただ、海外ではペットとして飼育している人もいるようですし、幼獣の頃から飼育すれば良く懐くようになるそうです。

様々な障壁を乗り越える覚悟がある!という人ならば、飼育は不可能ではないかもしれません。

ラーテルについてのまとめ

ラーテルをペットとして飼育してみたいと思っている人は、一度動物園などで実際によく観察してみることをおすすめします。

その上で、自分で飼育できるのかどうかを、よく考えてみてくださいね。

(ライター もんぷち)

スポンサーリンク