かすみ草は、ナデシコ科・カスミソウ属の植物で、「ギプソフィラ」や「シプソフィラ」というラテン名でも呼ばれています。

ここでは、かすみ草について紹介します。

かすみ草の生態

カスミソウ(ギプソフィラ)属の植物は、地中海沿岸からアジアにかけて、125種ほどが分布しています。

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かすみ草は一年草で、1メートルほどの高さに育ち、白い大輪の花を無数に咲かせます。

ほかにも宿根性で、おもに切り花用に八重咲き品種が栽培される「宿根カスミソウ」、花壇や鉢植えに使われる一年草で矮性の「ムラリス種」や、多年草の「オノエマンテマ」が多く流通しています。

 

かすみ草は、いずれも高温多湿に弱いので、水はけのよい用土や場所に植えつけます。

なお、かすみ草の花の色は、白・赤・ピンク・紫です。

かすみ草の季節

かすみ草の開花期は、5~7月です。

かすみ草の植えつけの適期は、2月~4月と10月~11月です。

本葉4~5枚になった株を植えつけます。

かすみ草のタネまきの適期は、9月~10月です。

 

覆土にはバーミキュライトの細粒を使います。タネが少し見える程度にごく薄く覆土します。

かすみ草のさし芽は、4月~5月と9月~10月が適期です。

太く充実した新芽の先端を、3~5センチほどの長さに切ってさします。

 

さし床の用土には、パーライトの細粒が適しています。

切り口には発根促進剤をまぶします。

なお、かすみ草は、立枯病という病気にかかることがあります。

 

この病気は、6月~7月、9月~3月の幼苗期、梅雨期に過湿にすると多発します。

乾かし気味に管理して、発生を抑えましょう。

また、かすみ草には、4月~10月の期間に、ハダニやアブラムシが発生します。

 

見つけしだい防除しましょう。なお、風通しをよくするとこれらの発生を軽減できます。

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特に水やりの際に葉裏に水をかけると、ハダニの発生を抑えることができます。

かすみ草のその他雑学など

かすみ草のおもな原種と園芸品種は、以下の通りです。

カスミソウ

ナデシコ科の植物で、仏花用などに切り花が生産されるほか、花壇で栽培されることもあります。

カスミソウ‘コべント・ガーデン・マーケット’

かすみ草のなかでも成長が早く、とても丈夫な一年草です。

こぼれダネからもよく芽吹きます。草丈は100センチくらいです。

宿根カスミソウ

カスミソウ属のなかで、もっとも商業生産量の多い植物です。

温室やビニールハウスで営利栽培されることが多いです。

 

花は八重咲きの物が多く周年出荷されています。

切り花用に使われる宿根カスミソウ(パニクラータ種)は、草丈が1メートル近くに育つ高性種です。

宿根カスミソウ「フェスティバル」シリーズ

宿根カスミソウは、一般的に高性種ですが、この「フェスティバル」シリーズは草丈が30~40センチと低く、花壇や鉢に適しています。

ただ、平地の暑い夏では、花が咲きにくいです。

宿根カスミソウ‘ブリストル・フェアリー’

切り花用に栽培されるパニクラータ種のなかで、もっともよく知られた八重咲きの品種です。

宿根カスミソウ‘レッド・シー’

宿根カスミソウの品種のなかでは、珍しいピンクの八重咲き品種です。

宿根カスミソウの基本種(パニクラータ種)の花色は、白であることから、ピンクの花を咲かせる他種との交配によって作られたと考えられています。

矮性カスミソウ

矮性カスミソウのヌカイトナデシコは、ナデシコ科・カスミソウ属の一年草の一種です。

ヌカイトカスミソウ、ワイセイカスミソウという和名もあります。

ムラリス「ジプシー」シリーズ

草丈10~15センチ程度の矮性品種で、花色はローズ色とピンクがあります。

過湿に弱いので、鉢植えにして風通しのよい場所で育てます。

かすみ草のまとめ

以上、かすみ草についていかがでしたか?

かすみ草の花言葉は「無垢の愛」、あるいは感謝、幸福、夢心地です。

 

花束のなかで、メインの花を引き立て自分は控えめにいることからつけられました。

ちょっとカッコイイ生き方ですよね。憧れます。

(ライター ジュン)

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