みなさんはフクロウについてどれくらい知っているでしょうか。

他の鳥類とは一風変わった見た目をしており、飼育されることもあるフクロウです。

ここではその生態や知能について説明していきます。

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フクロウの生態

フクロウは鳥類の中でも猛禽類と呼ばれる、生態系の中でも上位に入る種族です。

猛禽類の特徴は鋭い爪やクチバシで他の動物を捕食する習性を持つことであり、仲間にはタカやワシ、ハヤブサなどが含まれます。

これらの猛禽類はよく強さの象徴としてイメージキャラやロゴになることもあります。

フクロウはタカなどと比べるとそれほど強そうな印象を持っている人は少ないかと思いますが、実は夜行性の優秀なハンターなのです。

 

昼行性のものと区別してフクロウを夜行性猛禽類と呼ぶこともあります。

生息域はユーラシア大陸から日本にかけて広い地域に分布しており、亜寒帯地域から温帯地域まで、そして湿地や針葉樹林など様々な環境に適応したフクロウが生息しています。

 

フクロウに共通している習性として、あまり住む場所を変化させないといったことが挙げられます。

渡り鳥のような、季節によって移動をする鳥とは違い、こうした留鳥は年間を通じて同じ場所に生息するのです。

 

フクロウの身体的な特徴は丸く大きな顔と大きな目です。

全長は50㎝前後で、羽根を広げると100㎝を超えてきます。

他の鳥類は頭の側面に目があるのに対してフクロウは人間のように前面に並んでいます。

さらにクチバシは短く下に折れ曲がっていて、他種との外見的相違点も多いです。

実はこうした顔や目、クチバシ等の特徴にはすべて理由があり、大きな役割を果たしているのです。

知能は高い?

フクロウは記憶能力に長けていると言われ、知能の高い動物と認識されることで「森の哲学者」と呼ばれたり「森の賢者」と言われることもあります。

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このように人間にも親しまれている鳥ですが、その歴史は古くからありギリシャ神話にも登場します。

 

知恵の女神アテナの象徴とされたことがきっかけでフクロウは知能の高い鳥類と考えられてきました。

フクロウを飼育していると気づく点も多いですが、道を覚えることができたり、名前を憶えて呼びかけに反応することもできるようになります。

 

さらに、人間の行動を観察し記憶することもできるため、人間からひどいことをされるとそのことを記憶し攻撃的になることもあるようです。

こうした記憶能力、または学習能力を持ち合わせているため動物界では比較的知能は高い方ですが、実際には鳥類そのものの知能が高いためフクロウが特別知能の高い鳥ということではなくカラスには劣るとも考えられています。

フクロウは目が良い!

フクロウの眼球は大きく発達していますが、これは夜間に活動する際暗闇でもよく見えるようにするためとされています。

昼間には木の枝などに止まりほぼ活動せず、目も閉じた状態で休憩をしていますが、日が落ちてから狩りが始まると木の枝で待ち伏せ静かに飛び掛かります。

 

目の感度が非常に高く遠近感をより掴めるような構造をしているため空間把握能力に優れており、このことによって静かに待ち伏せていても獲物の距離を確実に掴むことができるのです。

しかし遠近感の範囲が広くなる一方で視野が狭くなってしまうという弱点があるため、これを首の可動域の広さでカバーしています。

 

人間では考えられないほど首を回転させることが可能で、180度回転し真後ろまで見ることが出来るのです。

さらに丸く広い顔面をアンテナのように利用し、顔前面から発する小さな音を察知することも出来ます。

夜間のわずかな光や獲物の動く些細な音を、体をほとんど動かさずにキャッチし軽やかに飛行する様から「森の忍者」と呼ばれるほどです。

フクロウは知能が高く異名多き鳥類である

ペットとしても人気のあるフクロウですが、記憶力の高さや身体能力の高さから生態系の上位に食い込む強い鳥でもあったのです。

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