テッセンという花をご存知ですか?

凛とした美しさで玄関先やフェンスを飾っている光景を見たことがある方も多いかもしれません。

今回はそんなテッセンのお話です。

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テッセンの特徴

テッセンはキンポウゲ科センニンソウ属のつる性植物です。

日本では時に園芸用のクレマチスのことをテッセンということもあります。

 

原産地は中国で日本へは1662年~71年頃に移入されてきました。

丈夫なツルを伸ばし、草丈は1~3mほどになります。

テッセンの花

テッセンの花は白色で4㎝ほどのがく片が6つあります。(がく片が一般的に花びらと言われています)

中央には紫色のおしべが多数存在し、白のがく片と相まってとても美しく映ります。

 

花の時期は春から初夏にかけてで沢山の花を咲かせ、5~6月頃が最も見ごろです。

もともとは白や紫の花色でしたが、品種改良が進みピンクや赤、黄色など、現在ではカラーバリエーションも増えています。

テッセンの品種

フロリダという名前の園芸種がもともとの原種にあたり、多くの園芸種の交配親になっていて、テッセンの性質を受け継ぐ品種はフロリダ系と言われます。

百万重はテッセンの枝代わり品種です。何枚もの花びらが重なり合う八重咲で、優雅な姿から沢山のファンがいます。

 

咲き始めは淡い緑色の花ですが、徐々に白へと変化する様子が楽しめる品種です。

フロリダ・ビエネッタは中心から緑、紫、白と沢山の花びらが重なり合ってつくユニークな見た目が特徴的な品種です。花が散っても中心部分がボール状に残ります。

 

紫子丸は鮮やかな紫色の花が中心から次々に開いていく品種です。

八重咲で洋風にも和風にも仕立てられ、庭木としても人気があります。

 

カメレオンは淡いブルーの地にうっすらと赤紫色の筋が入る種類です。

丸みのあるがく片が優しい印象があります。ツルが太めで大きな葉っぱをつけます。

 

はやては濃く鮮やかな赤紫色の花を咲かせます。

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黄花芯とのコントラスト非常に美しい品種で、葉は大きめで耐寒性があります。

テッセンの育て方

日当たりのよい場所に植え、年に何度も剪定をすると長い間花を楽しむことが出来ます。

日光は好むのですが、暑さは苦手なので、風通しの良い日向が基本の上場所になります。

 

株元は西日などを避け、乾燥しないようにします。

腐葉土やピートモス、バーミュキュライトを混ぜて植え付けると保水力ができ、水持ちや水はけが良いのでお勧め。

 

古い蔓から伸びた新しい蔓に花を咲かせるので、ある程度花が咲き終わったら剪定して次の花が咲きやすいようにします。

3~5月、6~8月、9~10月の年に2~3回剪定します。

3~5月の剪定では7~8割ほど花が咲いた時に蔓を長めに残して先端近くで切ると早めに花がつき、短めに切り詰めると遅く咲くことになります。

 

肥料切れを起こさないように、剪定のたびに緩効性の肥料を与える良いでしょう。

植え付けの基本は根鉢を崩さないようポットから抜くこと。

 

深植えにし、根元から沢山の枝が出るようにします。

植え付けた後はたっぷりと水をあげるようにして、乾燥が気になるときはマルチングをするのもお勧めです。

テッセンの花言葉

テッセンの花言葉は「精神の美」や「旅人の喜び」「策略」です。

「精神の美」は細い蔓から大きく鮮やかな花を咲かせるところからきていると言われています。

また、「旅人の喜び」は昔ヨーロッパで旅人が快適に一夜を過ごせるようにと玄関にクレマチスを植え、やさしく迎え入れたことにちなんでいます。

「策略」はフランスでテッセンのことを乞食草というところに所以していて、かつてフランスの乞食が毒性のあるテッセンの葉をわざと肌になすりつけてただれさせ、人々の同情を引いたところからきているのだそうです。

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