小型の魚類であるオトシンクルスはある特性から飼育用の魚として人気の高いです。

ここではその性質や、また寿命についてもご紹介していきます。

オトシンクルスの生態

オトシンクルスとはナマズ目に分類される魚です。

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ナマズ目には実は非常に多くの種の魚が存在しており、世界中には数千種もの仲間が確認されています。

 

この数は魚類の中でも上位に食い込むほどの多さです。

多くの種がいることから、生息域も世界中に広く分布しています。

 

ナマズ目に共通している特徴はわかりやすく、まず頭部が平たくつぶれたような形をしています。

さらに幅広い口、そして長い口ひげを持ち、感覚器官としてこれを利用しています。

 

どれもナマズを想像したときにイメージできる見た目です。

オトシンクルスはこうしたナマズ目のうちロリカリア科ヒポプトポマ亜科に分類される魚の総称です。

 

そのため一般にオトシンクルスと呼ぶ場合いくつかの種をまとめていて、主に4種います。

「オトシンクルス」は体長がおよそ4㎝ほどであり背面に斑点がついている模様をしています。

「ゼブラオトシンクルス」はその名の通り横縞が体に入っており全体に黒っぽい色となっています。

 

体長はやや大きく5㎝ほどです。「オトシンクルス・ネグロ」は斑点の色が茶褐色をしているのが特徴です。

「パロトシンクルス・マクリコウダ」は体が大きく7㎝にも及び、他の種と同じように斑点がありますがヒレが赤くなっているのが特徴的で、やや派手な種となっています。

 

このようにオトシンクルス全体として体長は数センチから10㎝程度と小型の魚類です。

生息域は南米が主な領域で、アマゾン川に比較的多いです。

 

食性は雑食ですが草食性が強く、特に藻類を好むため様々な形で商業利用もされています。

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口を吸盤状にし、いろんなところに生えている藻類を削りながら食べていきます。

 

水槽内で飼育した場合ガラスに発生したコケを餌として食べてくれるため、観賞用として展示しながら掃除係の役割も果たしてくれるのです。

こうした利用はオトシンクルスの性格がとても温和で攻撃性を持っていないことによって実現されており、逆にオトシンクルスの天敵となり得るような生物と共にしなければ多くの魚類と混泳させることができるのです。

寿命はどれくらいなのか

きちんと餌を与えられる環境下においてオトシンクルスは通常約3年生きられるとされています。

しかし飼育下においてよく問題となるのは餌付けについてです。

 

観賞用として一般家庭で飼育する場合、オトシンクルスの餌となるコケが不足しがちです。

水槽内にできたコケであれば本能的に食べられるものだと理解し食べてくれますが、そのうち水槽内のコケがなくなってくると人為的に餌付けを始めなければなりません。

 

しかしコケしか食べてこなかった場合人間が餌を与えても食事の対象であると気づくことができないこともあります。

そのまま食べることなく寿命を全うしないまま餓死してしまうこともよくあります。

 

そのためオトシンクルスを長期的に飼う場合餌付けを成功させる必要があります。

こうしたことからオトシンクルスの飼育は少々難しく、逆に言えば餌を食べてくれるようにさえなれば比較的飼育しやすい魚となるでしょう。

コケを生やす方法

オトシンクルスの餌にはショップに売っているものやきゅうりなどでも代用できますが一番無難に食べてもらうためにはコケが重要です。

コケを生やすのはそれほど難しいことではなく、バケツなどの容器に水を張って日光を当てておけば数日で発生してきます。

水槽内に持っていきやすいように、何か物を容器の中に入れておくと運びやすいです。

オトシンクルスの寿命は3年ほどだが餌付けが重要!

このようにオトシンクルスは温和な性格から他の種と同じ水槽に入れることが可能で、寿命も3年ほどはあります。

しかし当然食事量が不足してしまうと寿命まで生きられないため餌付けをしっかりとしてあげましょう。

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