「おばけえび」、変わった名前をした生き物ですが皆さんはご存知でしょうか。

ここではこのおばけえびについて紹介し、そのライフステージ・寿命についても説明していきます。

おばけえびの生態

おばけえびという名前で親しまれていることが多いですが、本来はホウネンエビという種類の甲殻類であり、おばけえびの他にタキンギョと呼ばれることもあります。

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非常に小型であることが特徴で、小さすぎるがために体の構造を詳細に見ることは難しいですが、よく観察してみると様々なことに気づくことができます。

 

まず体色は白っぽく、透明感があるため存在感が薄いです。

しかし個体によっては若干色のついたものもおり、青みがかったものも存在しています。

 

体長は大きなものでも20㎜程度にしかなりません。

水田などに発生することが多く日本においても夏ごろ見かけることが可能です。

 

泳ぎ方も特徴的で仰向けになって泳ぎます。基本的にはゆっくりと遊泳していますが、敵の存在に気づき危険を察知した場合には瞬時に移動ができるような瞬発力も持っています。

非常に体が小さいこと、そして半透明であるため人間が捕まえようとしても難しいですが、おばけえびの特性を活かせば簡単に捕獲することもできます。

 

このおばけえびの特性とは走光性のことです。走光性とは生物の先天的な行動の一つで、光による刺激を受けた場合それに反応し光のある方向に近づくような性質を指します。

このため捕獲は日の暮れた夜に行い、照明を当てることでおばけえびが集まってくるため捕獲難易度を下げることができるのです。

おばけえびの寿命は?

おばけえびの一生は人間に比べてとても短いです。

そのため成長過程もスパンが非常に短く数日単位で進化していきます。

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まず卵ができてから1日から3日ほど経過すると殻を破って誕生となります。

しかし生まれた直後は殻から完全に抜け出すことができずに卵を付けたまま泳いでいることも多いです。

 

5日後くらいには体長が1㎜ほどに成長し光を感じることができるようになります。さらに生後10日にもなると2㎜から3㎜にまで脱皮を繰り返しながら大きくなっていきます。

20日後くらい経った頃には大人となりますが、大人になったと判断する要因として目が確認することがあります。

 

実は大人のおばけえびには3つの目があるのです。

この3つめの目ができると大人とされるようです。

 

そしてこの頃には10㎜にまで達し繁殖ができるようになるのです。

おばけえびはこの後、生後1か月ほどで死んでしまうこともあり、長くても3か月の寿命と言われています。

おばけえびの観察キットも販売されている

おばけえびは非常に小さいことや餌もごく少量で足りること、寿命の短さなどから管理が容易なので子供向けの飼育用キットも売られています。

特に夏休みの自由研究として採用されることもあり、販売元もこのことを想定した説明書や必要な道具を揃えているため手順通りに従えば誰でも簡単におばけえびの一生を見届けることが出来ます。

 

このときに餌のやり方や水質の管理等をしっかりとしてあげることでおばけえびを長く育てることもできそうです。

飼育のポイントとして水面に白い汚れが出てくると注意が必要です。

 

そのままにしていると死んでしまうこともあるためです。こまめにチェックし清潔な環境を整えてあげましょう。

また、藻が生えることもありますがこちらに関しては放置していてもかまいません。おばけえびにとっては藻も食事の一つだからです。

おばけえびは1か月の寿命!長くて2・3か月!

か弱い見た目通り、おばけえびはその寿命も1か月ほどと短い生物であることがわかりました。

そしてこのことは観察キット等の利用によって自分でも確認することができるため興味のある方は是非試してみると良いでしょう。

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